佐世保の最西端の地へ

2025年、天気が不安定な某日。今回は九州の長崎県、佐世保の地へ向かいます。

九州の端については、過去に最南端・最東端・最北端へは探訪済み。今回の最西端にて、九州四端はコンプリートとなります。

佐世保駅

博多に前泊し、朝方から出発。何度も来た佐賀を通り抜け、佐世保へと向かいます。

今回は博多からなので、唐津のあたりを抜けていくルート。この辺りはかなり土地勘もあるようになりました。

いつの間にか長崎県へ入り、まず到着したのは佐世保駅。駅前は坂が多く、どことなく長崎っぽさを感じます。

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佐世保駅は「JR最西端の駅」とのこと。駅前にはその記念碑もありました。

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駅を出ると、すぐ目の前には港。船乗りの方も多くいらっしゃいました。

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すぐ近くにあったのは「させぼ 五番街」というショッピングモール。休日ということもあり、多くの人で賑わっていました。

佐世保バーガーミュージアム

せっかく佐世保に来たということで、佐世保バーガーを食すことに。訪れたのは「佐世保バーガーミュージアム」さん。

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九十九島を見渡す絶好のロケーション。

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店内もレトロアメリカンな雰囲気でとても素敵。土地柄か、バイカーの方も多く訪れていました。

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佐世保バーガー、ボリューミーで非常に美味。外でも食べるスペースがありますが、トンビが狙っているので気を付けないと取られてしまうそうで。

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神崎鼻(日本本土最西端)

佐世保からさらに西へと向かい、到着したのは今回の主目的である最西端の地・神崎鼻。

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漁港の横を抜けていくと、トイレと駐車場が設置されています。ここから最西端の碑までは歩いてすぐ。近くまで車で行けるのは助かります。

こちらが最西端の碑。このモニュメント、何の形でしょうか。

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公園はしっかりと整備されており、非常に綺麗。ただまぁ、海沿いなのでフナムシは多いですけど。

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たびら平戸口駅

さて、最西端の地から北上し、平戸の入り口付近。こちらは松浦鉄道の「たびら平戸口駅」。

佐世保駅は「JR最西端の駅」で、こちらのたびら平戸口駅はさらに西にある「日本最西端の駅」。

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旧国鉄/JR九州の松浦線が、1988年に第三セクターへ転換。その後、松浦鉄道として運営されているとのこと。

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伊万里や佐世保に比べると、この辺りはだいぶ落ち着いた雰囲気。平戸口、という名前の通り、平戸島の最寄り駅となるようです。

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こちらの駅は有人駅で、過去の写真や使われていた道具などが展示してある博物館も併設。来訪証明書も販売しています。

平戸島・戸屋久

たびら平戸口駅からすぐの平戸大橋を渡った先が「平戸島」。こちらは道路で繋がっていますがあくまで島なので、本土最西端は佐世保側となるわけです。

一方で、平戸島にも「本土と繋がった道の最西端」があります。平戸大橋から車で一時間程度、平戸島を横断するような形。

注意点として、この手前までは整備された穏やかな道ですが、最後の手前2キロ程度は本当に酷道です

アップダウンや木々/岩などがあるので徒歩や自転車でも困難ですが、自動車では対向車が来たら詰みかねないレベルで道が細い。 Googleマップのレビューやストリートビューなどを確認のうえ、行くなら方法は十分に検討しましょう。

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そんな酷道を抜けると、目の前に戸屋久島を臨む果ての地へと到着します。周囲は気持ち良いほどの海、島、そして海。

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爽快感はある一方で、帰路のことを考えるとかなり憂鬱になるかもしれません。

まとめ

これにて九州の東西南北四端は制覇。ただ、四国や本州、そして未到達の北海道など、巡るべき地は多く残っています。

さて、次に向かうのはどの端になるのか……。