熊本県内を舞台とする漫画/アニメなど

近年では漫画やアニメで現実の建物や風景などを用いることがあり、いわゆる舞台巡りや聖地巡礼として扱われることも多くなってきました。

もちろん、登場する場合でも作品中の一部だけだったりすることもあるのですが、熊本県は地域的な特色が強いのか、結構な作品で「舞台として」登場しています。

この記事では、熊本を舞台としている作品をリストアップしてみました。観光名所を扱っているものも多いので、熊本観光を楽しむ際に参考にされてはどうでしょうか。

目次

熊本を舞台とする作品

ジャンル タイトル 主な舞台地域
アニメ 夏目友人帳 人吉市
アニメ 蛍火の杜へ 阿蘇/上色見熊野座神社
アニメ なつなぐ! 熊本市、益城町、天草
アニメ ビッグオーダー 天草
漫画 放課後ていぼう日誌 芦北町など
漫画 今日どこさん行くと?/私の魅力がわからんと!? 熊本市内など
漫画 こはる はる! 熊本市内など
漫画 光路郎/妹先生渚 芦北町など
漫画 ひとりぼっちの地球侵略 熊本市内
漫画 エマノンシリーズ 熊本市、阿蘇など
漫画 あかのたち 熊本市など
ゲーム クレヨンしんちゃん『オラと博士の夏休み』〜おわらない七日間の旅〜 熊本市、阿蘇市
ゲーム 高機動幻想ガンパレード・マーチ 熊本市内
ゲーム まいてつ 人吉市
ゲーム 黄泉がえり 熊本市など

作中に熊本が登場する作品

ジャンル タイトル 主な舞台地域
アニメ ガールズ&パンツァー 熊本?
アニメ 劇場版 弱虫ペダル 熊本市、天草、阿蘇
アニメ 名探偵コナン 熊本市、阿蘇
漫画 金田一少年の事件簿 天草
漫画 ばくおん!! 阿蘇
漫画 鉄道少女ふたり旅 南阿蘇鉄道、高森
漫画 旅ぎゃる!日本じゅーだんチャリきこー 熊本市、人吉、阿蘇
ゲーム 四八(仮) 熊本市、天草など
ゲーム お嬢様特急 阿蘇

アニメ作品

夏目友人帳

熊本舞台の作品というと、まず挙げられるのは夏目友人帳でしょうか。原作は漫画ですが、舞台としてはアニメ版がよく取り上げられるかと思います。

具体的には主に人吉市・球磨地方が作中舞台となっており、現実にもタイアップ商品やポスター等が多く設置されています。

蛍火の杜へ

蛍火の杜へは、夏目友人帳の作者である緑川ゆき氏による漫画を原作として製作された劇場版映画です。公開は2011年。熊本出身なだけあって、どちらの作品も熊本舞台なんですね。

この作品は夏目友人帳と同じスタッフが製作に関わっているということなので、夏目友人帳で興味を持った方は原作漫画と合わせてどうぞ。

舞台は、熊本市より東北東、阿蘇市方面にある「上色見熊野座神社」になります。森林の中に佇む社は、近年ではパワースポットとしても有名なんだとか。

ガールズ&パンツァー

「女子高生×戦車」で大人気となったガールズ&パンツァー。その舞台は主に茨城県大洗で、実際に大洗では様々な盛り上がりを見せています。

しかし、実はガルパンに関連する場所が熊本県にもございます。主人公である西住みほの実家は、作中で明確に登場していないものの熊本にあるという設定です。そのため、熊本では多々ガルパンに関するイベントが行われていたりしています。

西住公園

作中の「戦車道の大家・西住流」の元ネタは、昭和初期に実在した軍神・西住戦車長。その関係で、みほの実家も熊本にある設定なのですね。

熊本県内で明確な舞台は設定されていませんが、西住戦車長の出生地には「西住公園」と呼ばれる場所があり、銅像が設置されています。 当ブログでも紹介 しておりますので、詳細はこちらへ。

ケイズコーヒーさん

熊本市内の近くには、ガルパンとコラボしている珈琲豆専門店である「ケイズコーヒー」さんもあります。 コラボ商品やフィギュアなどが多くありますし、当然ながら珈琲の品揃えもたくさんありますので、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。 こちらも当ブログでも紹介 しております。

なつなぐ!

なつなぐ!は、なんと熊本県が製作する熊本舞台の地上波アニメです。2020年1月より放送。

熊本地震による被害を受け、復興活動の一環として製作が決まった本作。Wikipediaにも記載のとおり、自治体がアニメを制作して地上波で放映する、とは非常にレアケース。アニメのチカラ、侮れないですね。

熊本の中でも、熊本市内および天草が主な舞台となりました。短時間アニメの中でも、熊本の観光地がいくつか描かれていましたね。

なお、当サイトでも感想記事 を書いています。こちらもぜひご覧ください。

劇場版弱虫ペダル

週刊少年チャンピオンで連載している自転車競技漫画、弱虫ペダル。アニメでも実写でもと様々なメディアミックスが実現している大人気作品ですね。

今回紹介するのは、アニメ劇場版。こちらは熊本で開催される「熊本火の国やまなみレース」に各校の面々が参加し、熊本市や天草、阿蘇を自転車で走り抜けるレースが描かれています。

劇中では、熊本市内をはじめ、天草五橋や阿蘇の道中など、見慣れた風景をそのまま見ることができます。劇場版ということもあり、作画は最高。ストーリーも王道な熱い展開ですので、楽しんで観ることができるでしょう。

ところで、劇中ではレース初日に熊本市~天草下島の西側、その翌日にまた熊本市~阿蘇を走行しています。自動車でも結構な距離を自転車で走り抜けるとは、さすが高校生。自転車で気軽に走れる距離ではないので、現地見物の際はご注意を。

名探偵コナン

国民的アニメである「名探偵コナン」については特に語るまでもないと思いますが、アニメオリジナル回で熊本が舞台となったことが2回ありました。

愛と決断のスマッシュ」では、テニス大会のために熊本までやってきた少年探偵団一行と小五郎、蘭、園子が、熊本市内を散策しています。 主に熊本市周辺が舞台となり、熊本城や水前寺公園、総合運動公園などが登場。

火と水のミステリーツアー」では、前編:阿蘇、後編:熊本市内と豪華前後編で熊本各地の観光地をご案内しています。 阿蘇編では、カドリードミニオンや阿蘇神社、大観峰が登場。熊本編では、熊本城周辺を中心にお話が展開されています。

ビッグオーダー

えすのサカエ氏による漫画「ビッグオーダー」。アニメ化もされている本作ですが、その序盤は熊本県は天草が舞台となっています。

現代とは異なる世界観ですのでそのままではないものの、天草にある祇園橋や病院などが登場しています。

天草が登場するのは序盤のみですが、祇園橋は国の重要文化財でもある観光名所ですので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

スポットとしては少ないですが、当サイトでまとめました 。周囲の散策も面白いので、観光がてらどうぞ。

漫画作品

放課後ていぼう日誌

当サイトでも取り挙げました 、熊本舞台のJK釣り漫画「放課後ていぼう日誌」。これまた2020年にアニメ化し、一気に熊本舞台のアニメが増えることになります。

こちらは熊本市より南方に位置する芦北周辺が舞台ということです。観光ついでに、漫画で得た知識を元に釣りを嗜む……というのも非常に楽しそうです。

当サイトでも舞台となった芦北に赴き、登場する場所を回ってレポートを書いてみました 。こちらもぜひご覧ください。

なお、作者様のTwitterでは、現地へ赴く方々へマナーのお願いが記載されておりました。この場所に限ったことではありませんが、現地の方や他旅行者へのマナーやモラルを第一に行動しましょうね。モンスター巡礼者、ダメ、絶対。

今日どこさん行くと? / 私の魅力がわからんと!?

美人で運転が好きな上司と熊本内をドライブする……という、素晴らしくピンポイントな漫画「今日どこさん行くと?」。略称は今日D。 県内ニュースでの紹介やコラボなども行われており、地元密着型の根強い人気がある作品。

本作はWebでの掲載もしておりますので、まずは読んでみてはいかがでしょうか。1話では花岡山、2話ではフードパル熊本と、地元民ならではの場所が紹介されています。 それ以外にも、熊本県人にはお馴染みの場所が多々登場。

「今日D」は残念ながら単行本3巻で終了ということですが、コンセプトを同じくする「私の魅力がわからんと!?」が絶賛連載中でございます。

作者様は熊本出身ということで、熊本を盛り上げていきたいというお気持ちから熊本舞台の作品を書いているそうです。一方的にシンパシーを感じていたり。

そういえば先日、熊本市内で偶然「今日D」で紹介されていたソフトクリームに遭遇。さすが地元ばい。

こはる はる!

熊本県の高校を舞台に、応援団の紅一点である押耳心春の青春を描く学園ものショート作品。作中の熊本弁濃度が高く、熊本県人からすると嬉し恥ずかしな気持ちになるかもしれません。

学ランにスカートという凛々しくも可愛らしい恰好で、それとは対照的におっとりとした性格の心春。ですが応援団への思いは強く、男子部員と同じように汗まみれになりながら部活に励んでいます。 このうだるような暑さの中で行う部活や、友人たちとの雑談や寄り道など、等身大の高校生としての日常の描き方が素晴らしいです。

なお、心春たちが通う高校は済々黌高校をモデルにしているようで、作中でも黒髪町の駅や藤崎八旛宮など、周辺の景色が多く描かれています。 その他にも、別の高校の名前はそのままだったり、熊本城や動植物園に行ったり、健軍や菊池や天草が登場したり、「あんたがたどこさ」に触れたりなど、熊本要素も盛りだくさんで大満足。

光路郎 / 妹先生渚

とある海辺の町の高校に現れた、金髪ハーフの教師・光路郎。 教師としては型破りな光路郎による教育や生徒の青春模様を描いた、まさに人情教師物語のお手本な作品です。

「光路郎」は1990年頃に連載していた作品ですが、なんと約20年後の2010年より続編の「妹先生 渚」が描かれました。 光路郎の妹である渚が教師として母校に戻り、かつての同級生や兄・光路郎とともに新たな生徒たちと奮闘していくお話です。

「光路郎」「妹先生 渚」ともに、海辺の町・坂上町が舞台となっていますが、こちらは熊本県の芦北町がモデルとなっています。 あとがき等で触れられていますが、作者である村枝賢一氏の故郷とのことです。 「放課後ていぼう日誌」も芦北ですし、何かと話題が多い町ですね。

特に「妹先生 渚」では芦北町とのリンクが色濃くなっており、実在のイベント「芦北伽哩街道」の模様が描かれていたり、 芦北周辺の名産である「サラダたまねぎ」が登場していたりと、芦北を感じられる描写を見ることができます。

他にも、作中に登場する建物や場所はそのまま芦北に存在するものが多いようなので、 いつか舞台巡りを行ってみようかと思います。

ひとりぼっちの地球侵略

主人公の少年と宇宙人である少女が出会い、ある目的のため協力することになる……という、美しくも王道なボーイミーツガールな物語。 一方でSF的な設定や展開が多々あり、そちらの方面でも十分に楽しむことができます。

作者様が熊本出身ということからか、作中の舞台では熊本市内にて見覚えのある場所がちらほらと出現します。 具体的には明記されていませんが、熊本在住の方であれば覚えのあるものが多いかもしれません。

あかのたち

高校剣道部を舞台とした少女漫画、「あかのたち」。主人公・朱音の高校は熊本県内であり、剣道強豪地域の九州で奮闘する日々が描かれています。実際、九州は剣道が盛んで強いですしね。

「あかのたち」では、主に各話扉絵にて熊本の観光地が描かれています。その紹介はこちらの別記事 にて。

鉄道少女ふたり旅

鹿児島県に住む鉄道好きの女子高生ふたりが、九州を中心に各地のローカル路線を旅する4コマ漫画です。

鉄道趣味を描く漫画なので結構マニアックな描写も多いですが、キャラクターはほんわりとした絵柄で全体的にはマイルドな作風。 背景は実写ベースなので、実在の舞台が目に浮かぶようで聖地巡礼も捗りそう。

作中での熊本描写としては、南阿蘇鉄道のトロッコ列車「ゆうすげ号」および高森湧水公園が紹介されています。

……それにしても、高森湧水公園は行ったことがありますが、元々は鉄道用トンネルの予定だったという経緯までは知りませんでした。 国鉄時代からの九州鉄道史を漫画で学ぶことができ、一石二鳥かもしれません。

金田一少年の事件簿 天草財宝伝説殺人事件

推理漫画の金字塔、「金田一少年の事件簿」。長期に続いている本作では、熊本・天草を舞台にしたお話もありました。天草の財宝伝説を中心に、トレジャーハンターたちが次々と殺害されていくというお話。

天草の財宝伝説ですので、当然作中に登場するのは天草です。正覚寺、宗徒様、さんしゃる池、口崎の穴観音、妖蛇畑などを舞台に殺人が繰り広げられるので、天草に馴染みの深い方にとっては恐怖かもしれませんが。

……それにしても、作中で明言されていないものの、金田一は財宝の在処を突き止めたようです。数億円の大発見をしておきながら病気の少女の治療費に充てるという聖人っぷりは、さすがの主人公。

ばくおん!!

「女子高生×バイク」がキャッチコピーな漫画「ばくおん!!」。2011年より連載開始し、2016年にはアニメも放送しております。

バイクものということで時折日本各地を旅しているのですが、コミックス7~8巻では九州を横断しています。北九州からはじまり、最南端の佐多岬までですね。

その間では熊本へ立ち寄っており、大観峰、阿蘇山が登場しています。熊本発祥と言われる「サラダちくわ」なども作中で触れられていまして、熊本人なら嬉しいポイントです。

エマノンシリーズ

熊本出身の小説家である梶尾真治氏の小説である「エマノンシリーズ」。氏の小説は「黄泉がえり」など熊本を舞台にしていることが多々ありますが、本作もそのひとつ。 今回は漫画のくくりということで、鶴田謙二氏によるコミカライズ版でのご紹介となります。

漫画版では多々熊本の景色が描かれています。分かりやすい部分だと熊本城や市電、阿蘇などでしょうか。この辺りは作中でも分かるように触れられています。

一方で特にヒントがない景観もありまして、どこまでが実在する舞台なのか、判断が非常に難しい。独自調査では限界がありそうなので、どうにかして確認してみたいですね。 求む情報。

旅ぎゃる!日本じゅーだんチャリきこー

九州の南端、鹿児島県は指宿市に住む高校二年生のギャル・ミチカ。超乗り物酔い体質の彼女ですが、親友が住む北海道へ向かうため、気軽に自転車で日本縦断へと出発する……というお話。

トラブル続きの旅ですが、道連れの面々にも助けられ、徐々に北海道へと向けて進んでいきます。全三巻ということもあり、描かれているのは九州~四国(しまなみ海道)あたりまで。

作中では、人吉の球磨川下り球泉洞熊本城阿蘇などが登場。ちくわサラダやおもてなし武将隊などは地元民にもおなじみですが、「洗馬山のタヌキ」は少しマニアックかもしれません。このタヌキ、「こはる はる!」にも登場していましたね。見た目のインパクトがあるからでしょうか。

ゲーム作品

クレヨンしんちゃん

クレヨンしんちゃん『オラと博士の夏休み』〜おわらない七日間の旅〜は、ご存じ国民的人気アニメである「クレヨンしんちゃん」を、日本的ノスタルジックゲームとして有名な「ぼくのなつやすみ」シリーズのスタッフが手がけたゲーム作品。

舞台は、母みさえの故郷である熊本県阿蘇市……の近くにある町、アッソー。阿蘇によく似た光景が広がる街並みを、自由に散策することができます。

ゲーム中の雰囲気は劇場版に近く、少し非日常的な出来事がアッソーの空気感とマッチし、独特の世界観を感じられます。これはよかばい。

実在のスポットとしては、熊本駅はもちろん、キービジュアルでも登場した通潤橋が印象深いです。江戸時代に架けられた石造りの橋で、熊本では有名な観光スポットです。現実では通潤橋があるのは阿蘇ではなく、山都町ですけどね。

高機動幻想ガンパレード・マーチ

初代プレイステーションの名作、「高機動幻想ガンパレード・マーチ」。人類を襲う謎の敵に対して少年たちがロボに乗り込み立ち向かう……という王道作品ではあるのですが、個性的な登場人物、それに対しディープすぎるシナリオや舞台設定、硬派なシステムと、発売から20年近くが経過した今でも語り草になっているシミュレーションゲームです。

さて、そんな本作はまさに熊本市が舞台となっておりまして、まさに九州・熊本を守るために戦うことができるのです。「熊本城攻防戦」はもう、火の国の民ならば燃えること必至。

作中の舞台は熊本城をはじめ、基本的に熊本市内となっています。熊本県観光のついでに立ち寄ってみるのもいいかもしれません。

以前は高騰していた本作ですが、ゲームアーカイブスで販売されるようになったためプレイし易くなりました。600円と非常にリーズナブルです。

まいてつ

「鉄道×地域振興」という点をポイントとした作品、「まいてつ」。元々はR18作品ではあるものの、全年齢版(PS4)の発売とともに地元でもコラボ等が実施されています。

舞台となっているのは、人吉市などの球磨地方、およびくま川鉄道。ゲームにちなんで開催されている「人吉まいてつ祭」は、熊本県公式観光サイトでも紹介されていますね。

物語は、現代日本とは近いようで少し異なる歴史を辿った世界を舞台に、廃れてしまった鉄道を用いて地域振興を図るお話。多くの鉄道ネタが散りばめられており、鉄道マニ……ファンによるものなのかな? と思わされます。

それら鉄道ネタと同じように「地域ネタ」もふんだんに盛り込まれていますので、ゲームをプレイすると人吉・球磨地方周辺の観光情報や名産品などに詳しくなります。うーん、上手いですねぇ。

また、2020年には続編の短編アニメ「レヱル・ロマネスク」が放送しています。

四八(仮)

名作アドベンチャーゲームである「学校であった怖い話」の流れを受けて製作された、実写を用いたホラーゲーム。日本各地の都道府県別にシナリオが用意されており、熊本にも専用のシナリオが書き下ろされています。

「学校であった~」のスタッフが関わっているのですが、熊本シナリオはまさにその真骨頂とも言える出来栄え。あの風間望が「おっぱい岩」「トンカラリン」「油すましの墓」「だんらん河童」「永国寺」を紹介してくれます。……ただ観光地を紹介しているだけと言えなくもないですが、あの風間が紹介してくれるのですから許しましょう。

なお、このゲームはシナリオや操作性、バグなど様々な点からアレなゲームとして名高く、KOTY(クソゲーオブザイヤー)大賞を受賞しております。プレイしたいという方はプレイ前の注意点をよく読んだうえ、気を付けてプレイしましょう。

果たして需要があるのかは不明ですが、熊本県の登場スポットについて当サイトでまとめました 。聖地巡りをしたい奇特な方は参考にどうぞ。

黄泉がえり

梶尾真治氏の小説、および草彅剛主演の映画で有名な作品、「黄泉がえり」。実はゲーム版も発売されております。 正式タイトルは「黄泉がえり ~リフレイン~」。

2004年にPS2で発売されたゲーム版は、原作・映画版とはまた若干異なる設定となっています。

九州の隈本市を舞台に突如発生した「黄泉がえり」現象。 その謎を追う記者の主人公は、様々な人々の物語を取材していく中で、更なる核心へと迫っていく……というようなお話。

なお、一番印象深いのはヒロインボイスが選択制だ、という点だったり。どっちが良い悪い、とは言いませんけど。

お嬢様特急

1997年にPSとSSで発売された、北海道から鹿児島までを特急列車で駆け抜けるアドベンチャーゲーム。 当時はメディアミックスで盛り上がっていたようで、本作も結構なやりごたえがあるシナリオが楽しめます。

ただ、熊本の登場は本当にほんの少し。旅路の最終局面近くで、阿蘇が舞台となる場面があります。 それらしい景色もないので、あまり阿蘇っぽさもないですが。

……なお、本編のネタバレ(20年以上前の作品ですが一応……)なので詳しくは触れませんが、熊本に野生の熊は生息していないというのが公式見解でございます。

まとめ

とりあえず思いつくものを列挙してみましたが、おそらくまだまだ多くの作品があるかと思います。情報がありましたら、ぜひお教えいただければと思います。

今後はまだ見ぬ作品を探すとともに、実際にこれらの現地レポを行おうかと考えています。もちろんその際には、モンスター巡礼者にならないように注意を……。