オール熊本アニメ「なつなぐ!」

前回に続き、オール熊本アニメ「なつなぐ!」の感想記事(5~8話)です。「なつなぐ!」公式Twitterでは、作中に登場した熊本の観光地や名産品を紹介していたりもします。こちらも合わせて見てみると面白いですね。

では、まずは簡単なあらすじから。

あらすじ

いずみの母親の知り合いは、熊本地震で被災し現在はどこに住んでいるのかわからない状況だった。伊月の手掛かりがなくなってしまった夏奈はついに泣き出してしまう。いずみやいずみの友達にも協力してもらうがなかなか有力な情報は入ってこない。

そんなとき、夏奈は一人の駄菓子屋のおばあちゃんと出会う。そのおばあちゃんの駄菓子屋に飾ってある絵を見た夏奈は、その絵は伊月が描いたのではと推測する。さらにそこには「ituki」の文字が記されていた。伊月が描いたものだと確信した夏奈は、その絵に描かれている天草の崎津集落へと向かう。

感想

4話のラストで伊月の情報が手に入るかも〜と期待させて、結局わからずがっくり……な展開から始まった5話。オンラインゲーム上の伊月のキャラがボロボロに崩れ落ちる表現や、夏奈が泣き出すシーンなど、所々で悲壮感漂うシーンがありました。

©熊本県

5話と6話で夏奈と伊月がゲームのキャラで話すシーンがあり、すごく楽しそうに話していて二人の仲の良さが伝わってきました。伊月のキャラがくまモンの着ぐるみ?を着ていてめちゃめちゃ可愛かった。

熊本スポット紹介

最終的に天草の崎津集落に向かうことになりましたが、崎津集落は世界遺産に登録されるほどの有名な観光地で、その中に崎津天主堂という教会があります。この教会は「海の天主堂」とも呼ばれ、尖塔の上に十字架を掲げたゴシック様式で、堂内は国内の教会でも数少ない畳敷きとなっています。天草に来る機会があれば是非寄っていただきたい、おすすめのスポットです。

また、8話のラストの方で、「サクラマチ」という商業施設の一部がほんの少しだけ出てきます。これは熊本の中心部に2019年9月にオープンしたできたてほやほやの複合施設で、おそらく今熊本で一番人が集まる場所なんじゃないかと思います。今までこのような商業施設は熊本にはありませんでした。そしてミーハーな熊本人は新しいものができるとすぐに行きたくなる習性なので笑、オープンしてすぐの時は人が多すぎて身動きが取れなくなるほどでした。

サクラマチは数多くのレストランやアパレルショップ等が入ってますので、食事や買い物にはうってつけの場所となっています。熊本中心部に来られた際は是非お立ち寄りください。

夏奈といずみ

ほとんど無計画で、一人で東京から熊本まで来た、なかなかの行動力と精神力を持った夏奈でしたが、伊月に全然会えずにさすがの夏奈も辛くて泣き出してしまいました。

だってまだ大学生ですもんね、そりゃ泣きますよ。自分なら諦めて適当に観光して帰ってます。諦めない夏奈は強い子。だから周りも協力してあげたくなる。こういう人が日本にはもっと必要だと思います。そして相変わらず酒に寄った夏奈は可愛い(絡まれたらウザそうだけど笑)。

いずみ、めちゃめちゃいい子。中学生とは思えないほどしっかりして気が利きます。洞察力や観察力もあり、駄菓子屋の絵を見て「ituki」の文字を最初に見つけたのもいずみでした。

そしてなんと正義に好意を抱いています。高校を卒業したら告白するとかなんとか。まぁこれはバレバレでしたが、そんなガチな感じだとは思いませんでした。

©熊本県

……しかし、年の差結構ありますよね? 正義って最低でも20歳は超えてる気がしますが、仮に20歳だとしてもいずみが今14か15なので、約6歳差、いやーマセております笑。

女子にとっては割と普通の事なんでしょうか。自分が中学生の時なんて年上の人はとにかく怖いってイメージしかなかったなぁ。

まとめ

ついに伊月の手掛かりを手に入れて天草に向かった夏奈でしたが、伊月にすんなり会えてハッピー、な展開にはならないでしょうね。あとひともんちゃくぐらいありそうです。頑張れ夏奈! 以上5話〜8話の感想でした。

とりあえずここまで頑張ってきてる夏奈が伊月と会えて笑って終わればいいなと思います。そして絶対描かれないだろうけどいずみの恋路も気になる笑。正義うらやましいぞちきしょう! ではでは、次回は9話〜12話の感想でお会いしましょう。