オール熊本アニメの舞台、天草編

前の記事で市内および益城町周辺の紹介を行いましたが、続いては物語後半に訪れる天草のご紹介です。と言っても、ほぼ崎津教会付近ですが。

崎津教会への道のり

天城橋

2018年に完成したばかりの新名所、天城橋。その名の通り、高い位置に掛けられており景色は抜群です。交通量が多いので、車だとあまり見渡す余裕はないのですが。

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「なつなぐ!」作中でも、天草へ向かう場面で登場しました。少し遠くから見てみると、その美しさが良く分かりますね。

天城橋の位置は、まさに天草の入口という辺りにございます。まずはこの辺りで休憩しつつ、写真を撮影されてはいかがでしょうか。

……ちなみに、この天草入口の辺りは交通量が多いうえに他の道もないので、結構混雑していることがあります。ドライブする際にはご注意を。

崎津教会への道中

崎津教会は熊本市側から見ると天草の奥となるので、天草を横断するような形になります。なので時間も掛かるのですね。その道中には海水浴場や切支丹館などの観光地が多くありますので、ぜひお立ち寄りください。

ゲーム・アニメの舞台としては、「金田一少年の事件簿(天草財宝伝説殺人事件)」や「四八(仮)」で扱われています。そちらもまた別の機会でご紹介を。

金田一の天草四郎関係はともかく、四八(仮)の油すましの墓やら河童の銅像やらは結構マニアックな気がしますが。

崎津教会

さて、熊本市内から長時間のドライブを終え、崎津教会へ到着。周囲には数台の駐車場が複数ありますが、道が狭いので注意して探しましょう。

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教会のすぐ隣は海で、民家が立ち並ぶ漁師町という雰囲気です。そんな中に突然現れる崎津教会は少し違和感がありますが、よくよく見ると周囲には十字架をモチーフにしたお墓などもあり、キリシタン文化の存在が感じ取れます。

日本の歴史ある漁村と異文化である教会、という不思議なスポットですが、さらにすぐ近くには諏訪神社がございます。ここから展望公園へと登ることができます。

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教会のすぐ近くに、伝統的な神社。日本の混合文化、良いですねぇ。

チャペルの鐘展望公園

崎津教会のすぐ近く、夏奈がおばあさんと会話していた公園です。諏訪神社内の階段から登っていくのですが、結構な段数があるので心して臨みましょう。軽い気持ちで登り始めると後悔します(実体験)。特に夏のクソ熱い時期は。部活のトレーニングかよ。

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ただ、苦労して登った分、景色は素晴らしいです。眼下の海や向かいの島々まで見渡せる、非常に良いスポット。……帰りがまた辛いのですが。

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写真下側に映っているのが崎津教会と付近の街ですね。

公園自体はあまり広くないのですが、ゆったりと海と空の自然を感じることのできる場所となっています。……軽い気持ちで行ける場所ならなぁ(二度目)。

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公園内には、付近の説明が記載された看板と、由緒ありそうなベルが設置されていました。残念ながら曇天模様だったため、看板に書いてあったような夕焼けは見れず。またリベンジしたいですね、階段が辛いけど。

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なお、作中で夏奈とおばあさんが会話していたのは公園の中央付近。ふたりとも、よくここまで登ったなぁ……。

崎津 漁業協同組合

夏奈が遂に伊月と対面する場面。場所は崎津教会からすぐ近くです。漁師町ということもあり、何台もの漁船が停泊しています。この辺りも作中の通りですね。

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それにしても、「なつなぐ!」作中での伊月は防波堤の先端に座っていますが、実際はかなりリスキーな場所です。公園もそうですが、夏奈もよくあそこまで行ったばいね。

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崎津教会、展望公園、漁協組合はすべて徒歩圏内なので、近辺の駐車場に車を置ければ歩いて回れます。漁港の雰囲気と軽い観光地気分を味わえます。

まとめ

「なつなぐ!」スポット天草編、いかがでしょうか。ほぼ崎津教会になりましたが。実際は崎津教会の周辺にも、多々観光スポットはございます。

例えば、ふと気になって行ってみた西平椿公園にありますアコウの木、通称「ラピュタの木」はすんごい迫力でした。写真でも凄さが伝わるかと思いますが、ぜひ実物を見ていただきたいところ。

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西平椿公園は海沿いの崖上にあり、見晴らしがとても良い絶景スポットでもあります。その分、山道を抜けていくことなりますが、その価値は十分にあると思います。

ということで、最後は「なつなぐ!」から逸れましたが、天草編をお届けいたしました。次は阿蘇あたりを散策したいですね。